簡略型建物の中心算出法と磁北測定法
1.家の間取図を用意する

建築業者又は不動産業者から頂いた間取図面があればOKです。但し間取図を無くしてしまったり、例えあったとしてもそれらがフリーハンドで描かれたラフ図や、6畳間が4畳半より小さい様ないい加減な図面は不可。直ちにメジャーなどを使い間取図を描くようにしてください。
2.簡略式中心算出法で建物の中心を求めます

中心の算出と聞くと複雑な計算をしたり補助線を引いたりとても難しいイメージがありますが、今回ご紹介する中心算出方は本来の複雑な重心計算ではなく非常に簡単かつ誰にでもできる簡略式中心算出法です。当店の商品はこの簡略式にも対応しておりますので、ご安心して商品をご使用頂けます。

(注意)
正確な中心計算が出来る方は正確に求めるようにしてください。出来ない方はこの方法で行ってください。当店の商品は簡略式でも十分に風水のご利益が得られるよう計算して作製しておりますのでご安心下さい。
3.中心を算出する為に外壁周を四角い枠で囲みます

建物の外壁周を下の図のように四角で囲みます。通常なら「張り」や「欠け」を考えて四角で囲みますが、今回は簡略式ですので全て「欠け」と考え建物の一番外側を正方形や長方形になるように枠で囲みます。但し次のものは建物には含みませんのでご注意下さい。

(注意)
バルコニーやベランダ、ウッドデッキ等は周囲が囲まれていないと言うことで部屋(建物)には含まれません。又、屋根のあるルーフバルコニーについても同様です。但し、全面硝子張りのサンルームは部屋(として含まれます。出窓は突起物として考えますので部屋(建物)には含まれません。間取図に記載されていないような配管スペース等の小さな張りは部屋(建物)には含まれません。
4.対角線を引き交点を求めます

角と角との対角線の交点が中心です。他階がある建物は同様にして各階の中心を求めてみましょう。
5.方位を測定します

中心が算出できましたら次に建物の方位を測定します。算出方法は以下の3通りありますので、どれか1つを選び測定して下さい。
5−1.方位磁石で測定する

この方法が一番簡単です。但し、電化製品の普及により方位が若干ずれる場合もありますので、できるだけ沢山場所を変えて計測してみてください。
5−2.道路マップや住宅地図で方位を調べる

地図で方位を調べる場合はその地図の方位を確認してから行ってください。その地図の方位と建物若しくは前面道路との角度から方位がわかるはずです。但し市販されているほとんどの地図は真北方位を基準としておりますので、真北を測定したら磁北(磁石が示す北)に変換しなければなりません。

  家族に効く 地域別磁北変換角度一覧表 pdf 398kb (新しいウインドウ)
 
5−3.太陽の位置で方位を測定する

磁石も地図もよくわからないと言われる方は太陽光の影を使い測定して見てください。いわゆる日時計の原理です。南側の窓に鉛筆(真っ直ぐ立つものなら何でもOK)を立てて太陽が真南へ移動した時の影を測定してください。太陽が真南へ到達する時刻は日によって違いますので、国立天文台発表の南中時刻を参考にしてください。但し、この場合も磁北変換を行って下さい。

 家族に効く 国立天文台発表の南中時刻 (新しいウインドウ)
 
 家族に効く 地域別磁北変換角度一覧表 pdf 398kb (新しいウインドウ)